2010年4月24日土曜日

薬価の比較

同じ成分の医薬品の薬価を比較する際には
meidiceo(要会員登録)がお勧めです。

「薬価情報検索システム」をクリックして
一般名で検索するだけ。

2010年2月20日土曜日

第4回ジェネリック医薬品品質情報検討会

平成22年1月14日に第4回ジェネリック医薬品品質情報検討会が開催されています。

詳細は、国立医薬品食品衛生研究所のサイトを参照

「資料4-2-3:問題指摘論文集」は相変わらず「著作権に関わるため非公開」となっています…
前回(第3回)は「係る」でしたが、今回は「関わる」…
いや、どうでもいいんですが…

2009年8月25日火曜日

第3回ジェネリック医薬品品質情報検討会

平成21年7月2日に第3回ジェネリック医薬品品質情報検討会が開催されています。

以下、国立医薬品食品衛生研究所のサイトから転載
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平成20年10月~平成21年3月までの間の文献及び学会発表、
20年度下半期の医薬品医療機器総合機構への相談内容等において、
明らかに後発医薬品の品質に問題があることを示すものはないと評価された。
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「資料3-1-3:問題指摘論文集」が「著作権に係わるため非公開」となっています…

2009年2月5日木曜日

おすすめジェネリック検索

医薬品卸のスズケンの会員制サイトに
「おすすめジェネリック検索」があります。

https://click-mi.jp/

薬価、無包装状態での安定性、粉砕/脱カプセル(安定性・着色・味)、
生物学的同等性試験、溶出試験等の情報が掲載されています。

「このジェネリックがおすすめ」と銘柄を指定しているわけではなく、
選択の際に参考になる情報が載っているだけです。

会員登録は、原則として病院、診療所、薬局などの
医療関連施設の従事者に限定されています。

2009年2月2日月曜日

同じ成分・同じ剤形でも薬価はそれぞれ

一口にジェネリック医薬品と言っても、
薬価はそれぞれ異なっています。

ジルテック(セチリジン塩酸塩)という抗ヒスタミン薬を例にすると、
ジルテック錠(10mg)の薬価は135.80円、
一番高いジェネリック医薬品は99.50円、
一番安いジェネリック医薬品は43.80円です。
(注:薬価は定期的に改訂されます)

セチリジン塩酸塩の10mg錠は現在
29のジェネリック医薬品が薬価収載されています。

2009年2月1日日曜日

先発医薬品等と効能・効果等に違いがあるジェネリック医薬品リスト

先発医薬品と後発(ジェネリック)医薬品の定義は
厚生労働省の「平成18年度診療報酬における後発医薬品について」によると

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現在、医療機関等で保険診療に用いられる医療用医薬品は、
約1万3千種類程度あります。
このうち、新しい効能や効果を有し、
臨床試験(いわゆる治験)等により、
その有効性や安全性が確認され、
承認された医薬品を「先発医薬品」と、
また、先発医薬品の特許が切れた後に、
先発医薬品と成分や規格等が同一であるとして、
臨床試験などを省略して承認される医薬品を「後発医薬品」
(いわゆるジェネリック医薬品)と呼んでいます。
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しかし、
先発医薬品等と効能・効果等に違いがあるジェネリック医薬品もあります。

日本ジェネリック製薬協会のサイトの「効能違いGEリスト」
で不定期に更新されています。
http://www.jga.gr.jp/index.htm

「後発医薬品への変更不可」を規定している病院

ネット上で「後発医薬品への変更不可」を規定している病院を探してみました。

京都市立病院
http://www.city.kyoto.lg.jp/city-hosp/page/0000010947.html

対象医薬品
  1. 治療域が狭く薬剤血中濃度により管理するお薬
    (特定薬剤治療管理料指定)
  2. 厳重な薬歴管理が必要なお薬
  3. 先発医薬品と同様の適応症全てを満たしている後発医薬品が一つも発売されていないお薬
  4. 医薬品の変更が望ましくないといわれているお薬

社会保険小倉記念病院
http://www.kokurakinen.or.jp/clinic/yakuzaibu/kouhatsu.html

対象医薬品
  1. 後発医薬品の適応症が先発医薬品と異なるもの
  2. 治療上変更が好ましくないと思われるもの
    凝固阻止剤・抗血小板剤
    薬物血中濃度のモニタリングが必要な薬剤
    その他

詳細はそれぞれのサイトをご覧ください。

抗てんかん薬の後発医薬品への切り替えに関する提言

日本小児神経学会と日本てんかん学会が2008年3月25日に

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てんかん患者の抗てんかん薬治療においては、
先発医薬品と後発医薬品、あるいは後発医薬品同士の切り替えに際して、
医師および患者の同意が不可欠であるとともに、
充分な情報提供が求められる。
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という提言を行っています。

http://child-neuro-jp.org/visitor/iken2/Generic08.html

その根拠は上記サイトより転載

  1. 先発医薬品と後発医薬品の治療的同等性を検証した質の高いエビデンスはない。
  2. しかし、一部の患者で、先発医薬品と後発医薬品の切り替えに際し、発作の悪化、副作用の出現が報告されている。
  3. したがって、発作が抑制されている患者で、服用中の医薬品を切り替えるのは推奨されない。発作の再発は、大きな社会的・身体的・心理的影響を残し、医療経済的にも負担を増す。
  4. 治療の開始時、あるいは発作の抑制されていない患者では、供給の安定性、安全性を確認したうえで、患者の同意のもとに医師が後発医薬品を使用するのは差し支えない。
  5. 先発医薬品と後発医薬品、あるいは後発医薬品同士の切り替えに際しては、リスクの認識、不安の解除、治療へのadherenceを保つために、患者/介護者への充分な情報提供が求められる。
  6. 先発医薬品と後発医薬品、あるいは後発医薬品同士の切り替えに際しては、医師および患者の同意が不可欠である。
  7. 後発医薬品の有害事象報告および情報提供システムの構築が望まれる。

「後発医薬品」で気付いた問題点等の収集は
日本病院薬剤師会が行っています。
http://www.jshp.or.jp/cont/kouhatu.html

2009年1月31日土曜日

後発医薬品の使用促進について(厚労省)

厚生労働省のサイトに「後発医薬品の使用促進について」
というタイトルのページがあります。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/kouhatu-iyaku/index.html

厚生労働省は医療費抑制のために
「平成24年度までに、後発医薬品の数量シェアを30%以上にする」
という目標を立てています。

「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」の実施状況

「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」の実施状況が
厚生労働省のサイトで公開(平成20年7月9日)されています。

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/07/h0709-1.html